靴箱やシューズクローゼットなどと呼ばれる靴の収納スペース。家族が多いご家庭なら、それぞれが何足も靴を持っているのでスペースを有効に使わないとすべての靴を収納することはできません。スペースがむだになっていると、玄関に靴がたくさん出てしまい、脱ぎ散らかしたような状態になりがち。この記事では、靴を整理整頓するためのアイデアを紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
靴の収納スペースは限られます・靴収納の基本的考え方
下駄箱でも靴箱でも、当然のことながら、なかに収納できる靴の数は限られます。そのため、まずはスペースをむだに占領している靴がないかどうか、チェックすることから作業を始めましょう。
まずはすべて出す
限られるスペースを有効に使うために、まずは中にある靴をすべて玄関に出してみてください。
靴のコンディションを確認
靴をすべて出したら、今度は靴のコンディションの確認です。購入したけれどもサイズが合わなくてまったく履いていない靴。お気に入りすぎてすでに傷んでいる靴。このような靴がありませんか?家族全員にこのような靴があると、それこそ相当なスペースがむだになってしまいます。
靴の収納スペースがこの状態なのに、さらに新しく靴を買ったらどうなるかわかりますよね!靴にかぎらず「ひとつ買ったらひとつ処分」が片付けの原則。どうしても処分しづらい靴があるのなら、履いてみて、これから履く機会があるかどうか考えてみてください。
それぞれのスペースを決める
限りあるスペースを家族が好き勝手に使ってしまうと、さらにスペースがむだになってしまいます。これを防ぐためには、家族それぞれにスペースを割り当てるといいでしょう。
靴の向きを変えるだけでも活用できるスペースは広くなる
靴の大きさや形は異なるので、すべてを同じ向きに入れるよりも、互い違いにするなど向きを工夫すると活用できるスペースが広くなります。
便利グッズの使用を検討
家族みんなに靴の収納スペースを割り当てたとしても、それぞれ靴のサイズが異なりますから、これだけではまだスペースを十分に活用できるとはかぎりません。まだスペースが有効に活用できていないようなら、靴の収納に特化した便利グッズの使用も検討しましょう。一足をタテに積み重ねるようにして収納できるグッズを使うと、さらにスペースを有効に活用することができます。
どうしても棚の高さが合わない場合は、ホームセンターなどで購入できる突っ張り棒や突っ張り棚が役に立つかもしれません。とにかくスペースを有効に活用することが、靴収納のポイントです。
靴収納の注意点
あまり履くことのない靴でも大切な靴はありますよね。そんな靴は、なにも玄関に置いておく必要はありません。
季節物や冠婚葬祭用の靴は収納用ボックスでの保管を検討
防寒シューズや冠婚葬祭用の靴など、使用シーンが限られ、あまり履くことのない靴は、玄関ではなく、ほかの場所で保管することを検討しましょう。1足で収納できる市販のボックスを使って、なるべく風通しのよい場所に保管します。革靴はとくにカビやすいので、乾燥剤を入れておくことも忘れずに!
靴の写真をとってボックスに貼り付けておくと、取り出しやすいのでおすすめです。中が見えるタイプのボックスを使ってもいいでしょう。
履いたばかりの靴は玄関に
履いたばかりの靴は湿気を帯びています。そのため、すぐに靴箱に入れるのではなく、玄関に出しておきましょう。ただ、出しっぱなしにならないように、家族みんなでルールを共有することが大切です。
まとめ
収納スペースには限りがあります。スペースのキャパシティを超えた数の靴があると、片付くはずの玄関も片付きません。まずはすべての靴を出してみて、履いていない靴がないかチェックしてみてください。