リビングルームは家族みんなが集まる場所。そのため、それぞれがいろんなアイテムを持ち込んで、散らかりやすい場所でもあります。
リビングルームには、エアコンやテレビのリモコン、コード類、新聞紙などが置かれることが多く、そのためかリビングルームを「片付けても、片付けても、片付かない場所」と認識している人も少なくないようです。
この記事では、リビングルームにありがちな小物類を収納する流れを、分類・収納の方法や押さえておくべきポイントも含めて紹介しています。リビングルームをうまく片付けられないと悩んでいる人は、ぜひ読んでみてください。
リビングルームの小物類を収納する流れ
リビングルームの小物類を、使いやすさを考えて収納するためには、ステップを踏んで作業を進めていくことがとても重要です。
ステップ1:まずはリビングルームにある小物類をチェックしてみましょう
整理整頓して収納するために、まずはリビングルームにある小物類をすべて並べてどんなモノがあるのかチェックしてみましょう。
冒頭でご紹介したリモコンやコード類、新聞紙のほか、アダプタ類やバッテリー、子どもたちのおもちゃやゲーム関連グッズなどがリビングルームにありがちな小物類です。みなさまの家にはどんな小物類がありますか?
不要な小物は処分してしまいましょう
小物類をチェックすると、多くの場合、まったく必要ない小物が出てくるはずです。このような小物は、収納スペースをむだにしてしまうので処分してしまいましょう。
ステップ2:リビングルームの小物類を分類しましょう
リビングルームにある小物類を効果的に、効率よく整理するためには、分類することが重要です。リビングルームの小物は自分なりに基準を作って分類します。参考として、以下のような分類方法を挙げておきます。
用途や機能で分類する
小物を使用する目的や機能で分類する方法です。たとえば「リモコン」「充電器」「筆記用具」など、似かよった機能や用途のアイテムをまとめて収納します。これにより、必要なアイテムをすばやく見つけることができます。
カテゴリーで分類する
小物類をカテゴリーごとに分けて整理する方法です。たとえば、「本や雑誌」「ゲームやDVD」など、同じようなカテゴリーに属するアイテムをまとめて収納します。これにより、関連するアイテムがひとつの場所にまとまるため、探しやすくなります。
ステップ3:収納場所のサイズを測って必要であれば収納グッズを購入
分類が終わったら、小物類をいよいよ収納します。このステップでは、まず収納場所に小物類をそのまま収納できないか考えてみましょう。収納する小物が少ない場合は、あえて収納グッズを使わないほうがすっきり収納できることがあります。
収納グッズが必要な場合は、収納場所のサイズを測って、ぴったり合う収納グッズを購入しましょう。使っていない収納グッズがあるからと、スペースに合わないのに使ってしまうと散らかってしまう原因になるので、これはNGです。
リビングルームの小物類を収納する収納グッズの選び方
効率的な収納を実現するためには、適切な収納グッズを選ぶことが重要です。以下にいくつかのポイントをご紹介します。
収納スペースに合わせる
収納スペースのサイズや形状に合わせて収納グッズを選びましょう。引き出しや棚に収納する場合は、サイズがぴったり収まる収納ボックスや仕切り板を使用することで、スペースを有効活用できます。
そのため、収納グッズを新しく購入するときは、いきなり買いに行くのではなく、先ほども触れたようにサイズをしっかり測ってから出かけることをおすすめします。
見た目やデザインにこだわる
リビングルームは見える場所なので、見せる収納にするのであれば収納グッズの見た目やデザインにこだわることも重要です。スタイリッシュで美しいデザインのグッズを選ぶことで、収納スペースが整然とした印象になります。
機能性を重視する
収納グッズの機能性も考慮しましょう。これは見た目やデザインにこだわる場合でも忘れないでください。たとえば、引き出しに使用する収納ボックスは、取り出しやすさや整理しやすさが重要です。可動式の仕切り板やスタッキング可能なボックスなど、使い勝手を考慮しながら選びましょう。
リビングルームの小物類をさらに効率的に収納するためのアイデア
リビングルームの小物類をさらに効率的に収納するために、以下のような収納方法も検討してみてください。収納スペースに限りがある場合などに効果があります。
垂直収納を考慮する
垂直に収納することで、スペースを有効活用できます。本やファイルなどは積み重ねるのではなく立てて収納し、スペースを最大限に活用しましょう。ファイルボックスやシェルフディバイダーを使用すると、さらに効果的です。
スペースを最大限に活用する
収納スペースの上部や側面、扉の裏側など、見えにくい場所も活用しましょう。フックや吊り下げバーを使用して小物を掛けるだけでもスペースを有効に使えるので、どうしてもスペースが限られる場合はぜひやってみてください。
リビングルームの小物類を収納する際の重要なポイント
リビングルームの小物類を収納する際は、以下のポイントに注意しましょう。これらを押さえるだけで、スペースの使い勝手は格段に向上します。
よく使う小物は取り出しやすい場所に収納
よく使う小物は、楽に取り出せる場所に収納します。テレビ台やシェルフなどの家具に収納する場合でも、どこが取り出しやすいか考えてから収納しましょう。
コード類はジップ付きのビニール袋に入れると管理しやすい
スマホの充電ケーブルやオーディオのコード類は、ジップ付きのビニール袋に分類すると管理しやすくなるのでやってみてください。
ラベリングする
収納ボックスや引き出しに小物類を収納する際は、ラベリングすると何が入っているのか一目瞭然。これだけで必要なアイテムをすばやく見つけることができます。小物類の迷子を防ぐことも可能です。
定期的なメンテナンスを行う
収納スペースは、清掃や収納方法の見直しを定期的に行うことで、片付いた状態を維持しやすくなります。また、定期的に不要なアイテムをチェックすることも忘れないようにしましょう。
収納スペースの最適化を考える
「収納スペースの最適化」と言うとちょっとわかりにくいかもしれませんね。これはもう少しかんたんに言うと「微調整」です。スペースを効果的に使うために、収納ボックスや引き出しの高さや幅を調整したり、可動式の仕切り板を使用したりすることが、この収納スペースの最適化にあたります。
まとめ
なかなか片付かなかいリビングルームの小物類。まずはすべて並べてみて、必要なモノと不要なモノに分けてみましょう。用途のわからないようなモノもあるかもしれません。不要な小物は処分して、必要な小物だけを収納するようにすれば、限られたスペースでもきれいに収納することは可能です。適切な収納グッズを選び、効率的な収納方法を実践することで、リビングルームの整理整頓がスムーズに行えます。ぜひ、ご紹介したことを参考に、あなたの家なりのベストな収納方法を見つけてくださいね。