お部屋を片付けたい一心で日々がんばっているけれども、なぜか片付かない。こんな人は、もしかしたらやってはいけない「NG収納」をしてしまっているかもしれません。ただモノをしまうだけではなく、モノの使い勝手も考えないと部屋は片付きません。この記事では、いつの間にかやってしまっているNG収納について解説しているので、ぜひ読んでみてください。
収納の目的
収納の目的は、冒頭でもご紹介したとおり、「使い勝手を考えてモノをしまうこと」です。そのために、収納グッズや収納術を利用します。
この収納の目的をはき違えてしまうとNG収納になってしまい、部屋がうまく片付きません。
NG収納の例
片付けが苦手な人は、収納の目的を勘違いしているのかもしれません。お部屋がうまく片付かない原因になるNG収納。NG収納とはこんな収納方法です。
見映えを重視した収納
見映えがよいことはたしかにすばらしいことです。しかし、見映えを重視するあまりに機能性が損なわれていないでしょうか?
おしゃれな収納ボックスを使ってもかまいません。InstagramなどのSNSには、おしゃれな収納アイデアを紹介しているインフルエンサーもいるので参考にしたい気持ちはわかりますが、やはり収納するモノやスペースに合った収納グッズを使わないと、結局は片付かない部屋になってしまいます。
見映えよりも先に、収納スペースを効率よく使うことを考えてください。
細かく分類しすぎの収納
モノを細かく分類しすぎると、あなたはよくても家族が使いづらさを感じてしまいます。分類してモノを保管することがまちがっているのではありません。使い勝手が損なわれる細かすぎる分類は避けましょう。
詰め込みすぎの収納
収納グッズに入るだけモノを詰め込んでいませんか?詰め込みすぎると、いざ使おうというときに見つからないなど、使い勝手が大きく損なわれてしまいます。
積み重ねすぎの収納
収納ボックスやダンボール箱などは積み重ねられるので重宝します。しかし、積み重ねすぎると下のほうのボックスに入れたモノを取り出すのは大変です。地震などで崩れてくる可能性もあります。4段、5段と積み重ねることは避けるとともに、使用頻度の低いモノを一番下、高いモノを上に入れると出し入れがスムーズです。
隠す収納
たとえば、収納バスケットにごちゃごちゃと入れてある化粧品やヘアケア用のアイテム。見た目がよくないので布をかけて隠すとしましょう。布をかければホコリが積もることを防げますが、いいことはそれぐらいです。片付いているように見せることはできますが、中は見えないので使い勝手もよくありません。
隠す収納はときには有効ですが、かえって見せる収納にしたほうが処分するべきモノが見えてきます。
とりあえずしまっておく収納
リビングやダイニングの上に雑然と置かれているモノたち。これらをどうやって片付けますか?
多くの人がやってしまいがちなのが、「とりあえず」しまっておく収納。収納ボックスや収納家具を用意して散らかっているモノを適当に収納する方法です。この収納方法だと、適当にしまっているのでどこになにが入っているのかわかりにくく、当然、使い勝手もよくありません。
適切でない収納グッズを使った収納
収納するモノに合っていない、スペースに合っていない収納グッズを使うと、結局はモノをうまく収納することができず、片付かないことがあります。今ある収納グッズが合わないのであれば、用途に合った新しい収納グッズを手に入れるか、収納グッズを使わずに収納することを考えるべきです。
まとめ
お部屋がどうしてもうまく片付かないと悩んでいるなら、NG収納をしていないかチェックしてみてください。NG収納を見直すことで、お部屋は散らかりにくくなりますよ!